中国の経済成長を脅威に感じる国は少なくありません。
しかし中国にはアメリカ合衆国が辿ったような道はとっていないのです。アメリカの富の蓄積は、古くは先住民と奴隷の搾取から成り立っています。
そして、そのような過去への反省として民主主義を育ててきました。
しかし外に向かっては変わらず覇権的です。中国はそのような過程を経ずに経済大国になったのですから、他国が脅威に感じる必要はありません。
中国の政治経済としては最低限これだけ知っておき、ビジネスの現場にも活かしたいものです。経済分野は引き続き注目され、原文が中国語翻訳をする機会も益々増えます。
アメリカ圏との取引、中国圏との取引について、両者の違いを理解すれば様々な事象も的確に捉えられるようになります。